■サービス概要
PCでは、フォーマット、リカバリーCDやごみ箱を使ってファイル消去しても、特定のソフトウェアを用いれば、消したはずのファイルが再び現れることは、多くの情報誌やメディアに登場し、多くの方がご存知の通りです。
個人情報保護法の施行により、企業や団体(個人情報取扱事業者)は、情報漏洩が発生した際に、責任を追及されることは不可避です。多くの情報を記録したPCは、自己管理のうえ、データの抹消まで責任を持たなければなりません。本サービスは、本業に忙しいなど、ご自身ではデータ消去できない企業・団体の皆様の所へお邪魔させて頂き、データ上書き消去ソフトを用いてデータ消去を代行するサービスです。(磁気消去方式や物理的破壊によるデータ消去/ハードディスクやPCの廃棄の場合、別途相談させて頂きます。)
本サービスは、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)のパソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関するガイドラインに則って提供させて頂きます。
■サービスの種類
出張サービス/オンサイト方式
弊社スタッフがお客様の所へ出向いて行き、本サービスをご提供致します。PCやHDDを外に搬出しない為、セキュリティ面でも安心です。
お預かりサービス/センドバック方式
出張サービスでは、対応できない回数の上書き処理(NATO仕様やPeter Gutmannの理論)が必要な場合に、ご利用下さい。往復の搬送費用は、お客様にてご負担頂きます。
■価格表(別途消費税が必要です。)
出張サービス/オンサイト方式
| 対象エリア | 東京23区(近郊の場合、ご相談下さい。) |
| 基本料金 (出張費用含む) | 作業者一人あたり 10,000円 / 回 |
| 消去方法 | GBあたりの 料金 |
上書き 回数 |
書き込む文字 |
| 00 | 50円 | 1回 | 00 |
| FF | 50円 | 1回 | FF |
| 乱数 | 50円 | 1回 | 乱数 |
| NSA標準 | 100円 | 3回 | 乱数,乱数,00 |
| 米国国防総省 DOD5220.22-M | 100円 | 3回 +検証1回 | 乱数,その補数,乱数 |
| NATO仕様 | お預かりサービスをご利用下さい。 上書き7回。 | ||
| Peter Gutmannの理論 | お預かりサービスをご利用下さい。 上書き35回。 | ||
HDD容量は、総セクター数×512バイトで計算致します。
1台のHDD容量が1GBに満たない場合、切り上げて1GBとします。
また、1GBを超える容量の場合、100MBを切り捨てます。
| 例) | 810MBの場合 | : | 1GB |
| 4.3GBの場合 | : | 4GB として取り扱います。 |
お預かりサービス/センドバック方式
■サービスご提供の 条件/注意点
DOS/VマシンならびにIDE, SCSI, USBイタフェースのHDD
かつ、FDD起動が可能で、MS DOSにHDDが認識され、読み書き可能なこと。
次の事項にご注意願います。
・HDD容量は、総セクター数×512バイトで算出する為、PC/HDDの商品パンフレットの掲載容量と異なる場合がございます。
・HDDに不良セクターが存在する場合、当該セクターはスキップ処理する為、データの上書き処理がなされません。
・不良セクターの有無に関わらず、HDD容量分の費用が必要になります。
■お問合せ先
■ファイル管理のイメージ ごみ箱やフォーマットでは不十分な理由とは。
PCを使っていくうちに色々なファイルが作られます。この状態では、OS(Windows)がファイルシステムを介して、各ファイル(住所録や売上管理台帳等)にアクセスすることができます。図1の状態。

図1 通常の状態
住所録が不要になった為、デスクトップのごみ箱を使って削除します。その時、OSは、データ領域にある住所録のファイル本体を削除するのではなく、ファイルシステムから住所録へ橋渡ししている情報を削除します。
図2の状態では、OSから住所録にたどりつけず、あたかも住所録が無くなったかのようになります。

図2 住所録をごみ箱で削除
次に、フォーマットでファイルを削除したり、リカバリーCDを使ってHDDを購入した時の状態です。
ごみ箱を使って削除したのと同様に、データ領域にある各ファイルの実体はそのままの状態で、ファイルシステムの情報をクリアしています(図3の状態)。OSは、ファイルシステムにファイルの情報がない為、「ファイルは存在しない」状態になります。

図3 使用済みHDDをフォーマットした状態
ごみ箱でファイルを削除した場合もフォーマットで総てのファイルを削除した場合も、データ領域にはファイルの実体が残ります。この仕組みを利用し、誤って削除したファイルを復旧させるのが、復元用ソフトウェアです。復元用ソフトウェアは、データ領域にあるファイルの実体を精査し、ファイルシステムに登録します。すると、再びOSにはファイル(図4の場合、住所録、売上管理台帳と○×社契約書)が存在することになり、「消したはず」のファイルが蘇ります。

図4 復元用ソフトウェアの仕組み
復元用ソフトウェアに「消したはず」のファイルを復元させない為には、データ領域にあるファイルの実体を「意味を持たない文字で上書きして、消してしまう」データ上書き消去用ソフトウェアを使うことが効果的です。
ファイルシステムもデータ領域も意味を持たない文字を書き込むことで、前に記録されていた総ての情報を上書き消去します。図5は、文字「FF」を使用した時の状態。

図5 データ上書き消去ソフトウェア実行後の状態
勿論、HDDの機能を喪失させるものではない為、FDISK, FORMAT コマンドによってHDDは再利用可能です(図6の状態)。また、データ領域に書き込み文字が残っていても、HDDを使用する上で影響はありません。

図6 Fdisk/Format実行後の状態